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血液循環療法

やさしく押すこと

2017.11.19

私自身、体調不良40年以上、ムチウチ7回です。

整体、カイロ、あんま、針、気功・・・あれこれ行きました。

ツラい時に、ぐーっと押して、もんでもらうのって、ほんとに気持ちいいものです。
・・・その時は。

「やさしく、ゆるく押す意味」

私の、よくあるパターンだったのが、治療が終わって、その時はラクになり、
家に帰った頃、どっともみ返しがやってきて、そのまま寝込む。
翌日、1日寝ていて、やっと動けるようになる。
これで、週末の休みは終わってしまう・・・この繰り返しでした。

身体ですから、外からの刺激に対して、なんらかの反応はあります。
でも、ラクになる為に治療に行って、行く前よりツラくなっては意味がありませんよね。

血液循環療法を勉強して、もみ返しが起こるメカニズム、やさしく押すことの意味が分かったのです。

強く押すと、刺激が気持ちいいけれど、身体は刺激に対して防御反応を起こします。

押されたちからに負けまい!と、抵抗して、その力と同じ硬さになろうとするのです。

つまり、強く押せば、硬い部分がなおさら硬くなっていく・・・・
硬くなって、こるから、また強く押してもらう・・・なお、硬くなる
この、悪循環が始まり、エンドレスの治療院通いとなっていくのです。

血液循環療法は、「強く押さない」ことが秘訣なのです。

やさしく押すターゲットは、硬くなっているしこりの表面の毛細血管です。
毛細血管は、8/1000ミリという細さです。
硬くなっているしこりをゆるめて、そこに溜まっている毒素を血液に乗せて流して
排出する。
溜まっていた毒素が流れてしまえば、硬かった部分の血流が良くなり、だんだんと
ゆるまって、ラクになっていきます。

血液循環療法では、過去の治療歴が長かったり、症状がこじれていたりする場合、
急に血流がよくなることで、血流が滞っているところがいったん、より分かるように
なります。
血流が滞っているところが、よく分かるということは、そこのツラさが
より表面に出てくる、ということなので、いったんはツラく感じることがあります。

川の真ん中に岩がある、とイメージしてみてください。
川の水の量が増え、急流になると、岩は流されます。
大きな岩であるほど、その存在がじゃまになり、流されるまで時間がかかります。

血流を邪魔しているしこりが流されるまで、時間がかかることがあるけれど
流れてしまえば、その後はツラさは出ません。

ここが、強く押すやり方とは違うところなのです。
強く押すことに対する体の反発は、ゆるくやさしく押せば起こりません。

自分で、こっているところや痛いところを押す時も、
やさしく、じわ~っと圧を入れていき、硬い部分で指を止め、ぱっと指を離す。
イタ気持ちいい、ところで、指を止めることが秘訣です。

リズミカルに数回繰り返してみてください。
寄せては返す、波のように。
これが、アロハタッチのロゴマークなのです

そして、痛いところだけでなく、そのまわりもゆる押ししてくださいね。

ツラくなったら、ゆる押しをして、ちょいラクになったらOK。
これを繰り返していくことで、だんだんとしこりはなくなっていきます。

ゆる~く、やさしく、チカラを入れないで、行きましょう!

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